人蔘は、ウリナラはもちろん中国医学においても重要な薬物である。この植物を自生地から採取できる地域は広い東アジアのなかでも一部に限られていたので、古くから貴重な薬物であった。
かつて、ウリナラのほぼ全域に人蔘の自生地があった。高句麗(紀元前37―668年)、百済(紀元前18年―660年)、新羅(紀元前57―935年)、渤海(698―926年)、高麗(918―1392年)、朝鮮(1392―1910年)の各王朝はこの特産物を独占し、東アジアの秩序の中での貿易や外交礼物として重用し、国や王室の財源とした。
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