羅氏は著姓の中程に位置し、46の本貫を持つ由緒ある氏族である。
主な本貫と始祖は、羅州・羅富、比安・羅俊奇、安定・羅天瑞、寿城・羅洪緒、軍威・羅允材、定山・羅承幹、錦城・羅聡礼と伝えられる。
彼ら始祖たちのほとんどは、高麗王朝の文・武官だが、歴史上の人物として筆頭に挙げられるのは、羅州出身の羅興儒(ラ・フンユ)であろう。
彼は学問、とくに歴史学を深めたが官につけず、高麗・恭愍王時代(1351~74)に寺院建立の監督を務め、その功によって正四品の官職を授けられた。また朝・中両国の地図を作成して名を高め、国王の側近となった。
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