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〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 45〉倭寇撃退した昌原黄氏/種類と由来(32)

2002年03月01日 00:00 文化・歴史

黄氏は著姓の中程に位置し、163の本貫を持つ古い氏族だ。主な本貫は昌原・長水・平海・尚州・紆燗・懐徳・黄州・江華・管城・豊徳などである。

ところで、黄氏は族譜ごとに由来が異なり、その祖先を古代中国の人物としている例が多い。

ある族譜によると、黄氏の祖先は後漢・光武帝の臣下・黄洛で、建武4年、使臣として渡海中、新羅の海辺に漂着して住みついた。そして「黄将軍」と称し、長男・甲古は平海黄氏の始祖、次男・乙古は長水黄氏の始祖、3男・丙古は昌原黄氏の始祖になったという。

しかし光武帝の臣下うんぬんは付会で、建武4年は西暦28年に当たり、新羅はまだ6カ村の小国にすぎなかった。

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