崔氏の本貫数は320余と見られるが、この中で世に広く知られ、古い歴史を持つのは慶州崔氏である。
その族譜の多くは、始祖として新羅末期の有名な文人・崔致遠(チェ・チウォン)を挙げているが、実際はもっと古く、新羅建国時の崔氏までさかのぼると考えられる。
先にも触れたように、古朝鮮の住民は慶州地方へ移住すると、そこで6部(村)をつくって暮らしたが、崔氏が住んだのは沙梁(サリャン)部であった。
崔致遠はこの村の出身で、12歳のとき唐へ留学し、大勢の応試者を抜いてみごと首席で合格した。彼の英知に感嘆した唐の軍総司令は秘書長に任じたほどである。
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