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〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 5〉三国時代の始祖王、漢字姓用いる/起源と変遷(3)

2001年09月17日 00:00 文化・歴史

古朝鮮時代をへて三国時代に入ると、わが国の支配階級は漢字による姓氏への表記をしだいに通例化し、それを社会的風潮として定着させていった。

まず高句麗(コグリョ)の例を見よう。紀元前227年頃、自ら檀君の後裔(えい)であると称した朱蒙(チュモン)は、朝鮮古代国家の1つ句麗(クリョ)の卒本(チョルボン、注・高句麗の始祖東明聖王が都邑を定めた所)扶餘(プヨ、中国東北部の渾江付近)でわが国最初の封建国家を創建し、新国名を高句麗と号した。

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