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〈そこが知りたいQ&A〉結婚シーズン、お祝い金の額は

2000年03月10日 00:00 主要ニュース

飲食費相当額が妥当/1, 2万円が一般的、相互扶助の精神で

Q. 社会人1年生です。この春、友人が結婚することになりましたが、お祝い金(祝儀)は、いくらぐらい持っていけばよいのでしょうか。

A. 扶助金(プジョグム)、祝賀金(チュッカグム)、祝儀金(チュギグム)とも言います。

一般的には、結婚式場によって違ってきますが、1万円から2万円が多いようです。また縁戚の間柄とか、式を挙げる家族と特別な関係にある場合などは、さらに額が多くなるのが普通です。

朝鮮民族にとって、祝儀というのは、生活を相互扶助する意味合いをこめて、昔から慶弔時に行われてきました。いくら経済的に余裕があったとしても、結婚式などは1度に出費がかさむのでたいへんな負担になります。そこで、負担を軽減するために相互扶助の慣習ができたわけです。またその過程を通じて、つき合いの度合いがさらに深まるので、朝鮮民族の美風良俗として現在も残っているのでしょう。

相互扶助の精神から言うと扶助金の相場は、披露宴の飲食費相当額が妥当のようです。式場によって扶助金の額が違うのはそのためです。

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