〈空手〉在日同胞5選手が出場、女子個人型で4位

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世界空手道連盟のアントニオ・エスピノス会長と写真に収まる同胞空手選手、監督
世界空手道連盟のアントニオ・エスピノス会長と写真に収まる同胞空手選手、監督

【仁川発=李永徳】10月2日から4日にかけて行なわれた空手には5人の在日同胞選手が出場した。

組み手では、男子55㎏以下級に宋尹学選手(朝大・外国語学部1年)、男子60㎏以下級に梁基哲選手(文学歴史学部3年)、男子67㎏以下級に康成志選手(会社員)、女子50キロ以下級に姜知衣選手(朝大職員)、女子55㎏以下級に金明花選手(神戸朝高教員)が出場。朝鮮代表としてのプライドを胸に気迫溢れる試合を展開したが、それぞれ初戦で敗戦を喫した。

一方、姜知衣選手は女子個人型にも出場した。朝鮮代表が国際大会で型種目に出場するのは今回が初めてだ。

姜知衣選手は1回戦でベトナムの選手に敗れるが、敗者復活戦でキルギスの選手に勝利し3位決定戦へと進んだ。ネパールの選手に敗戦を喫して惜しくもメダル獲得はならなかったが初挑戦の型でアジア4位に食い込んだ。

宋修日監督(在日本朝鮮人空手道協会理事長、朝大空手道部監督)は「世界の空手は日を追うごとに発展スピードが速まっている。その水準に追いつくためにも新しく制定された世界空手道連盟のルールに合わせた練習を積ませていくことが大切だし、世界基準の指導員や審判の育成も課題だ。中級部からの選手育成にも力を注ぎたい」と語った。

(朝鮮新報)